量産試作
③回路設計と基板製作
機能試作で、確認した回路や基板を量産向けに落としこんでゆきます。機能試作で使用した回路基板は、原始的な確認用のものです。
ここでは部品の調達、製造コスト、性能等機能試作で使用した回路基板とは異なる、最終商品をイメージした回路と基板を製作してゆきます。製品寿命が10年前後であれば、部品の調達も10年を考えて選択します。
従ってコストを考えながらの部品の選択と回路と基板の設計は、経験がないと簡単にはゆきません。ソフト開発も並行して考えなければならない場合があります。ソフトで何処までやるか、ハードとの組み合わせが設計者の腕の見せ所になります。