量産試作

⑤組立と動作確認

最終製品レベルの部品を調達し、ケースに機械装置と電気基板を組み込んでゆきます。実際に動かして動作の確認してゆきます。この確認は、仕様書に記載された項目に応じて検証してゆきます。

特に動くものを作ってゆく場合は、大変です。機能確認ではうまく行っていたものが、量産試作では動かない、制御がうまく行かない、予想以上に電力を消費する等ここでも様々な問題が起こってきます。場合によっては、機能試作に戻って検討する必要が、出てきます。

そのほかここではデザインの検討もしてゆきます。特に形状を変更するデザイン変更の場合、内部の装置の変更にも及んできます。デザイナーと装置設計者の激しいやり取りがここで展開してゆきます。ここをクリアーしない限り、量産の段階には進むことが出来ません。